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蜂の子の佃煮

蜂の子はクロスズメバチやミツバチ、アシナガバチなどの蜂の幼虫とさなぎで、古くから貴重なたんぱく源として国内外で利用されてきました。特に山間部では蜂の子は郷土料理として親しまれ、愛され続けています。中でも佃煮は、蜂の子料理の定番のメニューです。

蜂の子の佃煮

蜂の子を食べたことがない人にとって、最初に食べる蜂の子料理としては佃煮が最も食べやすいのではないでしょうか。見た目は少し戸惑いを感じますが、佃煮の味そのものはあさりなどのほかの食材の佃煮とほとんど変わらず、美味しいと評判も上々です。

栄養

蜂の子は5代栄養素の炭水化物、たんぱく質、脂質、ミネラル、ビタミンに加え必須アミノ酸、非必須アミノ酸、脂肪酸を含む栄養のバランスの取れた食品です。

蜂の子の効果、効能

耳鳴り、難聴改善、滋養強壮、アンチエイジング、美肌、育毛、貧血予防、免疫向上、生活習慣病の予防など優れた美容と健康効果があります。

蜂の子の佃煮〜市販品

缶詰にした蜂の子の佃煮が市販されています。65g入りで1600円、通販でも購入できます。蜂の子のほかにいなごの甘露煮も販売されています。 瓶詰も通販で購入できます。

炊きたてをレトルトにした蜂の子のお惣菜も通販で購入できます。こちらは購入後、冷凍、冷蔵保存もでき便利で、お酒のおつまみやおにぎりの具にすると美味しいです。 様々な蜂の子料理を楽しめます。

家庭で作る蜂の子の佃煮

蜂の子の佃煮は家庭で割と簡単に作れます。フライパンで蜂の子を炒め、佃煮にする調味料(酒、醤油、さとう、みりん)を入れ、ひと煮立ちさせればできあがりです。蜂の子は壊れやすいので、炒める時にお箸などを使わないようにします。

蜂の巣ごと購入した場合は、蜂の子をピンセットでひとつずつ丁寧に取り出します。割と時間がかかる作業なので、余裕を持って始めるようにしましょう。

個体により蜂の子の味に違いがあり、大きくて白いものが美味しいといわれています。お腹が黒くなっているものは味に癖があり、黒い部分を取り除いた方が食べやすくなります。

成虫に近いものは海老に似たクリスピーな食感で、幼虫はトウモロコシの味に似ていて、甘くてとろりとしています。

昆虫の佃煮

昆虫の佃煮は蜂の子やイナゴのほか、長野のざざ虫やセミの幼虫なども地域により食べられています。

昆虫食はその見かけで敬遠されることが多いのですが、環境的、健康的、社会的な利点が多く、国連の機関でも推奨しています。アジア、アフリカ、南米で1900種類以上の昆虫が食用とされています。日本ではまだまだ昆虫食は少数派ですが、今後、 昆虫食が見直されることが期待されています。

蜂の子を使ったオススメレシピこちらも是非ご覧ください。

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